.
.
.
.
.
.
.
.
20160207 尾の内氷柱 ひさつき氷柱 (秩父)
何度も言うが、この時期撮影は題材を得るのに苦労する。
花の写真家でも無いが、花が咲いていないので、訪れるきっかけもないし、
花も咲いていないから、大地に色が無い。
そんな中、以前より 氷柱 というのが気になっていた。
かつては、東北の温泉近くで、客用イベントとして、
川の対岸に水を撒いて、夜中に凍らせて、ライトアップする という あれ。
んなわけで、氷柱なんて、人造物だから、写欲が沸かないだろうと思いつつ。
秩父の奥地の 尾の内氷柱 というところが、今がピークだとことで、
行ってみた。
ここで良い思い出とならなければ二度と行かないなと 思いつつ。
中略
二度と行かない。
尾の内は自然な氷柱 という ふれこみ が あったようだが、
行ったはなから、スプリンクラーが作動していた。
全体のなんぼかは、自然なんだろうが、人の手が入ったのでは、興ざめ。
(注意:私的な感想なので、各位行かれて判断されたし)
しかも、この季節でなければ、上の方まで行けそうな道も
危険として、立ち入り禁止。見る範囲が すごく狭い。
そこでシャッター押せば、絶対誰かは撮った構図になる。
ということで早々に退散。
次に役場からお勧めのあった より秩父に近い所の ひさつき氷柱へ。
ここは、観光地化されておらず、その点は好印象。
だが、しょぼい。
車で往復8時間 で 行く割には、 厳しい対象。
こうとわかっていれば、行きがてら遭遇した、雪景色を撮影した方が
なんぼかよかったか。
春になりそうだから、愚痴らず、また 次の被写体を撮りに行こう。
氷柱を撮ろうとすると、こうした木につららっている氷 となるに決まっている。
陽があたらないから、ホワイトバランスがおかしいが、またそれも良い色合いに貢献している。
写真雑誌によくある、前景と対象物。
北海道あたりだと、前景がたいがい白樺なのだが、、それは望むべくもなく。
氷をただ撮っても氷なわけで、何かないかと探したのがこれ。
奥が陽のあたっている対面の山肌。色が変になって、乙だったかと。
以外と好きな写真。北海道で撮影するとありがち。そのときはたいがい笹だったかと。
わざと、飛ばし気味にするんだな、、この手の写真ってのは。
サスペンスもの的。
当然誰かが刺して行った人造物だが、今回はこうしたものを頼らざるおえず。
480mm相当。何コマか撮影して、小鳥にピントがあっているものが少なかった。
これはジャストだったので、トリミング。春まじかで、芽で食欲をみたしているのか。
ということで、
秩父は出不精としては、なかなか腰が上がらない地。
今回の成果は、雪あがりの翌日晴れの朝は、景色が素晴らしいということ(撮影していないが)。
次回は、これを狙って、参上するとするか。
今回の機材
【EOS 7D】+【EF70-300mm F4-5.6L IS USM】
我孫子の空の下